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KDDI、東南アジアでコールセンター事業へ

KDDIが東南アジア全域でコールセンター事業に乗り出すというニュースです。

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東南アジアでは経済成長とともに家電や自動車販売が伸び、販売後の顧客対応業務の重要性が増していることから、3月中にタイに拠点を開設するほか、今後2~3年でマレーシアやインドネシアなど6カ国程度に展開する。
KDDIは日本流のきめ細かな対応を移管し、日系や現地企業向けに幅広く売り込むということです。
日本企業が東南アジア全域でコールセンター事業を展開するのは初めてのことで、日本国内で同事業を手掛けるKDDI子会社のKDDIエボルバが担う。
まず月内にタイ・バンコクに拠点を設置し、順次インド、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアなどに広げていく。
コールセンターでは現地で採用した従業員が現地語に加え、日本語と英語で対応、丁寧で素早い対応など日本流のノウハウも教育する。
1拠点当たりまずは数人の規模からサービスを始め、需要をみながら拡充し、3年後に合計で300席の体制を目指す。
東南アジアなど海外に進出した日系企業は自社でコールセンター業務を担うケースが多いが、一定水準以上の語学力があり、顧客に丁寧に対応できる現地スタッフを確保することは容易ではなく、手間もかかるため外部委託を検討している企業が多いという。
KDDIエボルバは国内コールセンター事業者4位の大手で、売上高は約800億円で日本全国で28拠点、約8500席を持ち、日本国内ですでに外国語対応のコールセンター事業を手掛けており東南アジアでも日本国内のノウハウを生かせると判断したということです。

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