みずほコーポレート銀行、インドネシア法人の資本金引き上げへ

みずほコーポレート銀行が、日本企業の投資が盛んなインドネシアでの融資拡大に向け、現地法人の資本金を約2.5倍に引き上げるというニュースです。

増資額は２億ドル（約187億円）で、共同出資している国営ヌガラ・インドネシア銀行と資金運用や顧客サービスでも業務提携するということです。
インドネシアでは外銀が全額出資の法人を持てないため、みずほコーポはヌガラ・インドネシア銀行から１％の出資を受けてきたが、今回の増資でも歩調を合わせることで合意し３月をメドに払い込みなどを終える。
資本増強により、地元規定の自己資本比率を維持しながら今後３～４年間、年率約16％の貸し出し増が可能になり、顧客１社当たりの貸出上限額は１億1300万ドルへと1.5倍に高まる。
当面20億ドル程度の融資残高を、2016年に35億ドル超に引き上げる。
みずほコーポとヌガラ・インドネシア銀行は15日、新たな業務提携にも調印、現地通貨ルピアと米ドルの相互融通や、ヌガラ・インドネシア銀行からの国債買い入れで協調。
みずほコーポの日系顧客や海外ネットワークを生かし、国内リテール分野の連携や顧客企業間の提携支援なども積極展開するということです。

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