前田建設工業、インドネシアに駐在員事務所を設置

前田建設工業が、今月中をめどにインドネシアに駐在員事務所を設置するというニュースです。

アジア事業の強化策の一環として、大手自動車メーカーの現地での増産に伴いすそ野産業が広がることを見込んでおり、部品メーカーの工場の建設などの受注を狙うということです。
既に認可ライセンスを取得しており、ジャカルタ事務所の開設に向けた手続きを進めているところで、現地では水力発電所など土木分野の受注実績はあるが、拠点の開設で事業領域を広げる。
現地で自動車産業が拡大しているため、まずは日系企業の工場建設の需要を取り込む狙いで、海外拠点の新設は2011年のインド・デリー事務所以来２年ぶりとなり、ミャンマー事務所の設置も進めており、アジアの事業体制を整備している。
前田建設は海外事業を個別の大型案件対応から拠点展開に軸足を移しており、11年にはベトナムの大手建設会社ＣＯＦＩＣＯ（コフィコ）と業務提携を締結。
昨年４月には海外事業を統括する事業本部を設置し、現在は世界11カ所に拠点を展開しており、インドネシア、ミャンマー拠点の追加で13カ所となるということです。

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