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ユニクラフトナグラ、インドネシアに自動車部品工場設置へ

精密部品メーカーのユニクラフトナグラ(静岡県湖西市)が、インドネシアに自動車部品工場を設置するというニュースです。

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主要な取引先である自動車の一次請け部品メーカーが東南アジアでの生産を増強していることから、海外進出に踏み切ったということで、総投資額は11億円で2014年末に稼働させるということです。
現地工場はまず、同社の独自技術である電鍛による塑性加工を施したトランスミッション部品を核に生産を始める予定、当初は従業員50人でタイ向けの輸出品を中心に生産し、インドネシア国内やインド向けなどの受注も狙う。
現地に進出した部品メーカーの需要に合わせ、日本国内と同品質の自動車精密部品を鍛造から表面処理まで一貫生産する体制を築く方針で、17~18年には年商10億円を目指す。
ジャカルタ近郊に位置する西ジャワ州ブカシ県の工業団地、グリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センターに1万平方メートルの敷地を確保、現在は整地中で、年内にも着工し建屋面積は最大で6,000平方メートルを予定する。
工場は、昨年8月に独資で設立した現地法人ユニクラフトナグラ・インドネシアが運営、今年8月からは、ブカシ県に確保した建屋面積1,300平方メートルのレンタル工場で、ブレーキ関連の部品を月間3万台分生産し、自社工場の操業に向けた準備を進め、現法の資本金は自社工場の稼働時に3億円に引き上げる計画。
ユニクラフトナグラは主にアイシン精機やデンソー、ジェイテクトなどトヨタ自動車系の部品メーカーに製品を供給しており、12年10月期の売上高は87億6,000万円。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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