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新日鉄住金やJFEスチール、インドネシアで自動車用鋼板の生産を検討

日本の鉄鋼大手が相次いでインドネシアでの自動車用鋼板生産の検討に入ったというニュースです。

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新日鉄住金は26日、現地国営製鉄会社のクラカタウスチールと合弁で事業化を検討すると発表。
JFEスチールは単独での事業化を検討している。
日系自動車メーカーなどが東南アジアにおけるタイに次ぐ拠点として増産投資を進めており、鋼板需要の拡大を見込んでの動きが活発になっているということです。
新日鉄住金は近く51%を出資して合弁会社を設立し、用地の手当てを始める。
自動車用の車体に使われる冷延鋼板の生産を軸に検討を進めており、2013年前半にも概要を固める方針で、同社はタイやインドでも13年度中に、自動車用鋼板の新工場を稼働する計画。
JFEスチールも耐久性が求められる外板などに使う、亜鉛めっき鋼板などの現地生産を検討しており、担当者を現地に派遣して事業性の検証を進めている。
両社ともにこれまで日本などから供給していた鋼材の現地生産への切り替えで、自動車メーカー側の現地調達拡大の要請に応える考え。
インドネシアの11年の自動車生産台数は約83万台と、17年には150万台規模への拡大が見込まれており、販売台数は12年、初めて100万台を突破した。

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