安川電機、ベトナムに現地法人設立へ
安川電機がベトナムに産業用ロボットなどを販売する現地法人を設立するというニュースです。
インドネシアでは従来のロボットに加え、機械のモーターを制御するインバーターの販売にも乗り出し、ベトナム、インドネシアでの事業拡大で、2015年度の東南アジアの売上高を12年度見通し比で20%増の130億円に引き上げることを目指すということです。
ベトナム現地法人は13年末をめどにホーチミンに設立し、まず営業や技術など6人程度を配置、順次増員する。
これまでの駐在員事務所を格上げし、二輪車などの車体溶接向け多関節ロボットや、物品仕分け・搬送など人手に頼っていた作業の自動化需要を取り込む。
インドネシアでは現在、自動車向けロボットが売り上げの9割を占めるが、生産設備などのモーター回転を制御して省電力につなげるインバーターを第2の柱に育て、自動車メーカーの溶接用ロボットなどの設備投資が12年度までに一巡することに対応するということです。
関連記事はありません