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ヤマダ電機、東南アジア開拓へ

家電量販最大手のヤマダ電機が13日、ベスト電器の第三者割当増資を121億円で引き受け、子会社化したとというニュースです。

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併せてインドネシアなどに先行して出店しているベスト電器と東南アジアでの連携を急ぐ意向を表明し、国内の家電市場が縮小する中で、中国の3店にとどまる海外の店舗網を早期に広げ、将来の成長につなげるということです。
両社は同日付で業務提携協議会を設置、共同での商品仕入れや販売促進策、公正取引委員会が買収承認の条件とした第三者への8店譲渡に加え、海外戦略についても具体的な検討に入った。
ヤマダ電機は東南アジアでは都市型店舗「LABI」を中心に出店する方針も明らかにし、ベスト電器が郊外に展開する既存店と補完しながらネットワークを構築し、物流効率化など国内で蓄積したノウハウを生かす考え。
ベスト電器は現在、連結子会社を通じインドネシアに14店、シンガポールに10店、マレーシアに7店を展開し、台湾にはベスト電器が6.5%出資する現地企業が31店を出し、クウェートではフランチャイズチェーン契約先が3店を設けている。
一方、ヤマダは電器は中国では10年に出店を始め、現在まで瀋陽、天津、南京に計3店を構えたが、反日デモなどの影響で苦戦を強いられており、ベストの子会社化は出店の軸足を東南アジアにシフトする契機にもなりそうだということです。

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