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トヨタ、東南アジアで生産拡大

トヨタ自動車が東南アジアやインドで生産を拡大するというニュースです。

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インドネシアでは12月からミニバン「ノア」の現地モデルを生産、タイでは2013年に新小型車を投入、インドではディーゼルエンジンの生産も検討する。
中国での政治リスクが懸念されるなか、シェアが高い東南アジアを中心に生産量を伸ばし、新興国販売比率を50%に引き上げるということです。
子会社のトヨタ車体がインドネシアで、新型ミニバン「ナビゲーション・ワン」を今月から生産する。
ノアをベース車種に、部品を輸入して組み立てるノックダウン方式とする。
ナビゲーション・ワンは、インドネシアで主力とする新興国向け戦略車のミニバン「イノーバ」と、高級ミニバン「アルファード」の中間に位置付け、スズキや日産自動車が低価格帯のミニバンで攻勢をかけるなか、トヨタは富裕層向けに新型車を投入、ダイハツ工業を含め5割を握るシェアの上積みを目指す。

シェア3割強のタイでは13年、小型車「ヤリス(日本名ヴィッツ)」などがベースの「EFC」を発売する。
経済成長を背景にエンジン排気量1リットル強の小型車の人気が高まっており、新型車投入をテコに12年は88万台で計画しているタイの生産台数が13年は95万台程度になりそう。
また、タイでは高級ブランド「レクサス」の現地生産も検討している。

インドではディーゼルエンジンの組み立ても検討、現地生産する戦略小型車「エティオス」はディーゼル仕様もあるが、エンジン自体は日本から輸入しており採算低下の一因になっている。

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