文具各社が相次ぎアジア事業拡大へ
文具各社が相次ぎアジアでの生産、販売事業を拡大するというニュースです。
ゼブラは価格を日本の10分の1に抑えたボールペンをインドネシアで発売、キングジムはベトナムでファイル製品の販売を増やす。
日本で培った品質の高さを生かし、所得水準の向上が見込めるアジアの消費者に売り込むということです。
ゼブラはインドネシアで現地生産するボールペンについて部品を現地調達するなどコストを引き下げ、現地製品並みの1本10円で発売した。
コストを下げる一方、日本で開発した低粘度の油性インクを採用し、書き心地にもこだわっており、現在約5千万円の同国でのボールペンの売上高を将来5億円に伸ばす。
キングジムは12月にベトナムのホーチミンに事務所を開設、ファイル製品の営業を強化し、現地の製品に比べて耐久性が高い点などを強調。2012年6月期に1800万円だったベトナムでの売上高を15年6月期に3億円に引き上げる。
プラスは中国で修正テープの販売地域を広げ、13年中に深センに営業拠点を設け、上海市周辺にとどまっている販売網を華南地方に広げる。
上海市にある工場の生産能力も2倍の年2000万個に増強する。
関連記事はありません