兼松、インドネシアで食品加工事業　生産工場建設へ

兼松がインドネシアで食品加工事業を始めるというニュースです。
現地食品大手と合弁会社を設立し、総菜や弁当など最大40品目を生産できる工場を建設する。
インドネシアは日系のコンビニエンスストアの進出が相次ぐ一方、日本式の商品を開発・生産できる工場がなかったが、兼松の工場は原料調達から商品開発、製造までを一括で請け負う機能を備え、最大１千店に商品を供給する計画ということです。
兼松グループが60％、現地食品加工大手チモリーグループが40％を出資し、合弁会社「カネモリー・フードサービス」を設立、工場はジャワ島西部にあるモデルンチカンデ工業団地（バンテン州）に建設し、2013年中の稼働を目指す。
延べ床面積は約２千平方メートルと、総事業費は９億円程度になる見通し。
新設する工場は最大40品目の多品種少量生産ができ、総菜や弁当、デザートなど様々な食品を現地人の嗜好に合わせて開発し、主にジャカルタ近郊に店舗を持つコンビニ向けに供給する。
工場では食品に制限のあるイスラム教の認証も取得し、５年後に約25億円の年間売上高を見込む。
兼松はこれまでチモリーグループに日系コンビニ向け商品の一部の生産を委託しており、セブンイレブン、ローソンに続き、コンビニではファミリーマートもインドネシアで店舗展開を始めた。
今後も外食など日系企業の進出が加速すると判断し、自社で本格的な生産体制を築き、現地の需要を一気に取り込むということです。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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