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クボタ、東南アジアでメタンガス発電 プラント製造、合弁で売電へ

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クボタが東南アジアでバイオガス発電事業に乗り出すというニュースです。
マレーシアやインドネシアでパーム油生産会社と組み、廃液から取り出したメタンガスを使って発電、必要なプラントはクボタが製造・販売し、合弁で売電する。
両国は電力買い取り制度を導入しているため、売電の収益で早期に投資が回収できる利点を訴えて受注を狙うということです。
クボタが手掛けるのは膜型メタン発酵システムと呼ぶ装置で、発電機と組み合わせて販売する。
独自の膜技術でメタンガスを効率よく回収し、従来方式より発電量が2割程度多くなるという。
試算では平均的なパーム油工場で年1億3千万円程度の売電収入が見込めることから、プラントの売り込み先に売電のための合弁設立の提案を始め、クボタが出資することで初期投資を抑えられるようにする。
マレーシアでこのほど、メタンガスを燃料に再利用するバイオガスプラントを3億円強で初受注した。

担当者を近くマレーシアに駐在させるなど営業を強化、両国には計1千以上のパーム油工場があり、3年後にプラント販売で30億~50億円の売り上げを見込むということです。

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