積水化学、インドネシアで車用プラスチック部材の生産へ

積水化学工業が来年４月、インドネシアで自動車やバイクに使うプラスチック部材の合弁生産に乗り出すというニュースです。
現地企業と合弁会社を設立し、主に日系部品メーカーに販売、インドネシアでは新車やバイク販売の伸びが見込まれており、現地生産に踏み切り、約３年後に年30億円前後の売上高を目指すということです。
新会社は来年１月に設立、出資比率は積水化学が51％、現地メーカーが49％で、ジャカルタの東約50キロに現地のプラスチック部材メーカーが持つ敷地と工場を使い、来年４月をメドに生産を始める。
バイクのシート部分や自動車の内装材などを生産し、製造設備は必要に応じて増強する。
積水化学はインドネシアに自動車向けなどの部材の生産拠点はなく、日本やタイなどから供給していたが、国内外の部材メーカーとの競争に対応するため、現地に拠点を設け価格競争力を高めるということです。

関連記事はありません