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OKI、ATM機器でロシア進出へ

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国内ATM機器メーカーが海外展開を加速しているというニュースです。
OKIはロシアの金融機関とATMの納入契約を結んだほか、今月中に複数の通貨が扱える自動両替機を発売。
富士通フロンテック(東京都稲城市)は中国で、日立オムロンターミナルソリューションズ(東京・品川)は東南アジアでATMの営業を強化する等、経済成長の続く地域に展開し市場を取り込むということです。
OKIはロシアのアルファ銀行(モスクワ)に今月中、複数台の機器を納める。
顧客が入金した紙幣を機器内で循環して出金に使う「紙幣環流型」のATMで、128種類の紙幣を1台で取り扱えるのが特徴。
同行は2700台のATMがあり、入れ替え需要を取り込む他、OKIはロシアで他の銀行への売り込みを加速する方針で、11月中には紙幣環流型の自動両替機を国内外で発売する。
富士通フロンテックはATMの需要が伸びる中国で11月末にセキュリティーを高めた新しい基幹部品を発売する。
出金した紙幣の番号を自動的に記録する機能を持ち、例えば利用者から「出てきた紙幣が偽札だった」と苦情を受けても、金融機関は記録と照らし合わせ潔白を証明できる。
日立オムロンはインドネシアなど東南アジアへ紙幣環流型ATMの営業を積極化し、2012年度の海外へのATMの販売台数を前年度比1万台増の3万台に増やすということです。

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