キリンホールディングス インドネシアで「午後の紅茶」を試験販売
キリンホールディングスが30日、インドネシアで紅茶飲料「午後の紅茶」を試験販売すると発表したというニュースです。
11月中旬から、現地のコンビニエンスストアを中心に約8000店で展開、販売状況をみて今後の事業強化を検討し、経済成長に伴う消費者の所得向上で成長する現地市場の取り込みを狙うということです。
キリンホールディングス傘下の東南アジア統括会社、キリンホールディングス・シンガポールが手掛け、商品はベトナムの自社工場で製造する。
ミルクティーなど4種類で、甘みを強めるなど現地の嗜好(しこう)に合わせ、350ミリリットル入りで価格は4500ルピア(約38円)で、ジャカルタ周辺のコンビニなどで扱う予定。
少子高齢化で国内市場が低迷するなか、ビール大手は2ケタ増が続くインドネシアの清涼飲料市場を開拓する動きが相次いでおり、サントリー食品インターナショナルが昨年、現地の飲料事業を買収、アサヒグループホールディングスも飲料の製造・販売を来年に手がける計画ということです。
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