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プレス工業、インドネシアに新工場建設でトラック部品一貫生産へ

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自動車部品大手のプレス工業が2014年にインドネシアで、大型トラックの骨格部品である「フレーム」の生産を始めるというニュースです。
ジャワ州カラワン県に工場を建設し、鋼板に穴を開けたり曲げたりする設備を導入、最大で年20万台分を生産できるようにし、同国や周辺国のトラック工場に供給、同社がトラック部品を海外で一貫生産するのは初めてということです。
投資額は約25億円で、最新鋭のプレス機などを導入し生産効率を高め、現地の部品メーカーに対抗できる価格競争力をつける。
インドネシア国内だけでなく、タイなど関税のかからない東南アジア諸国にもトラック部品を輸出し、新工場では100人の従業員を雇う。

インドネシアの11年の大型トラック需要約2万3千台のうち、ほとんど日系メーカー製で、いすゞ自動車など各社は相次いで工場の増強計画を打ち出しており、中長期では20万台近い市場に育つ見通し。
インドネシアには地場資本のトラック部品メーカーがあり、プレス工業の現地での納入実績は乏しかったが、主力の日本市場(年6万台)の伸びは期待しにくいことや、円高や関税の影響で日本からの輸出はコスト高になるため、インドネシアでの現地生産に踏み切るということです。

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