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半導体商社、アジアに販売拠点を開設

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半導体商社がアジアに相次ぎ販売拠点を開設するというニュースです。
業界4位のリョーサンがインドに販売拠点を設置、三菱電機系の菱電商事もインドネシアに支店を開く計画で、長引く円高を背景に電機メーカーなど取引先は海外での生産比率を高めている。
アジアを中心に販売網を広げ、電機メーカーの海外工場や現地メーカーの半導体需要を取り込むということです。

ルネサスエレクトロニクス製品が主力のリョーサンは富裕層の拡大で家電需要が急増しているインドでバンガロールに支店を開いた。
現地メーカーも成長しており、AV機器向け半導体などの需要を取り込む。
欧州での販売も強化中で、3割の海外売上高比率を早期に5割に引き上げる方針。

菱電商事は2014年度にもインドネシアに拠点を開設、日系自動車・部品メーカーの生産量増加に対応する。
部品の仕入れルート開拓に向け、今年中にインド・ニューデリー近郊に支店を開設し、現地では電子機器の受託製造サービス企業の技術力が高まっており、安価で高品質の部品が調達できるとみている。

業界3位の加賀電子はインド、マレーシアに販社を開設するなどアジアでの販売網を拡大中で、現地のエアコンメーカーや音響機器メーカーなどに顧客層を広げている。

半導体商社は国内販売が主力で、海外売上高比率はおおむね1~3割だが、メーカーによる生産の海外シフトで国内の半導体需要は縮小しており、海外開拓が共通の課題だということです。

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