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オフィス家具大手、新興国で現地開発商品を販売

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オフィス家具大手が新興国向けの家具の現地開発を始めるというニュースです。
コクヨは中国企業と連携し現地の消費者の好みに合わせた机や椅子を開発、イトーキは日本より3~4割安い製品をインドネシアとタイで販売し耐久性の高さなど日本製品の特長を生かしながら、現地ニーズに対応しやすい体制にして、成長市場を開拓する。

コクヨは中国で約90の設計事務所やデザイン会社と契約し、机や椅子、収納家具を開発し、当面は高級品に絞り、年内に発売、生産は中国の出資先の工場のほか、中国以外のアジアの拠点で行う。
アジアでは国によってオフィス家具のニーズが大きく異なることから現地開発でこうした好みを把握しやすくする。

イトーキは来年にもタイやインドネシアでそれぞれ地元企業と連携し、椅子や机を開発、販売し、日本の製品より価格を安く抑え2015年のオフィス家具の海外売上高を現在の3倍弱の80億円にすることを目指す。

各社はアジアではこれまで主に日本仕様の家具を現地の日系企業向けに販売していたが、現地開発の導入をテコに現地企業向けの販路も開拓し収益拡大を狙うということです。

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