インドネシア・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・中国・タイ・台湾等、海外進出に関連するニュースを毎日配信

  • 掲載記事数: 3673件
Home > インドネシア > 日産をはじめ国内自動車メーカー、東南ア開発・生産強化

日産をはじめ国内自動車メーカー、東南ア開発・生産強化

3819945071

日産自動車が東南アジアでの販売シェアを2016年度に現在の2倍の15%に引き上げる中期戦略を発表というニュースです。
日本車が約9割のシェアを占める東南アジアは、これから本格的なマイカー時代を迎え、世界最大市場の中国の成長率が鈍化する中、東南アジアを成長戦略の要と位置づけ、開発・生産体制を強化するということです。

日産は9日に開いた事業説明会で、16年度に東南アジア市場で50万台を販売し、シェアを6.9%(11年実績)から15%に引き上げる目標を示し、生産能力は約2倍の70万台にする。
商品力向上へ東南アジアの研究開発拠点の人員を3倍の370人に増やし、新興国専用ブランド「ダットサン」を14年に発売するインドネシアでは、5倍の80人に増員。すべての工程・業務を現地化していく方針です。

東南アジア主要6カ国の11年の新車販売台数は前年比4%増の258万台ということで、中でも今後も人口の大きなインドネシアなどで市場拡大が見込める。
インドネシアではホンダもアジア専用車「ブリオ」を年内に発売。
6月に新工場を着工し、同国での生産能力を14年に現在の3倍の18万台、部品の現地調達率を約50%から約80%にするということで、生産体制を強化。
トヨタも100万円前後に抑えた小型車をタイやインドネシアなどに投入し、15年までに8車種を出す計画。

米GMや独VW、韓国の現代自動車なども生産拠点の新増設に積極的で。東南アジア市場をめぐる競争が激しくなっています。

関連記事はありません

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

メルマガ登録/解除