インドネシア・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・中国・タイ・台湾等、海外進出に関連するニュースを毎日配信

  • 掲載記事数: 3673件
Home > インドネシア > 豊田鉄工、インドネシアで金型開発製造 12億円投資

豊田鉄工、インドネシアで金型開発製造 12億円投資

16655423

5日日経朝刊の記事ですけど、トヨタ自動車子会社の豊田鉄工(愛知県豊田市)はインドネシアに金型の開発製造子会社を設立するという記事。
約12億円を投じ、ジャカルタ近郊のカラワン県に新会社を近く設立するそうですが、プレス加工の中核部品である金型はこれまで日本でつくり、海外に輸送する例が多かったが、新興国でも開発製造する体制を整えるとのこと。
人件費や輸送費の削減により、従来比で2割以上のコスト低減効果を見込むそうです。

豊田鉄工は車体の骨格部品などを得意とし、日米欧や新興国で工場を運営している。インドネシアの新会社が工場を来年建設・稼働し、トヨタの新興国戦略車向けの部品生産などに使う金型を開発製造する。工場稼働に際しては、現地社員を60人前後採用する。

トヨタが現在2車種の新興国向け低価格車を2015年までに8車種に増やす方針の中で、低価格車は利幅も薄く、部品会社に対するトヨタの値下げ要請に対応するには、新興国拠点の競争力を高める必要があると判断したとあります。

製造コストを下げざるを得ない状況の中で、2次産業3次産業も海外拠点でコストを下げるという選択肢が確実に広まってきてます。

関連記事はありません

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

メルマガ登録/解除