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東京メトロ、ベトナムで鉄道の運行支援

東京メトロがベトナムで都市鉄道の運行支援を始めるというニュースです。

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首都・ハノイ市が計画する鉄道網の運行管理や人材育成などを支援する現地法人を月内にも設立し、都市部に張り巡らせた路線を一元的に管理し、安全運行を実現する日本式のノウハウを提供する。
人口減少に直面する国内の鉄道事業者は今後、成長鈍化が懸念されており、東南アジアを中心に整備が進む海外鉄道事業への参画で収益基盤を多角化するということです。
ハノイ市に設立する現地法人は東京メトロが約90%、JR東日本傘下で海外鉄道案件の現地調査を手掛ける日本コンサルタンツが約10%出資、国際協力機構(JICA)が資金援助する。
ハノイ市の都市鉄道の第1弾として、2015年春にも開業する予定の路線(カットリン―ハドン駅間)を含む合計3路線の運行が対象となり、東京メトロは10人程度を現地に派遣、列車の運行効率化や設備保守、顧客サービスといった東京メトロが培った鉄道運営の総合的なノウハウを供与する。
ハノイの都市鉄道は20年ごろまでに5路線を開業、将来は計8路線を走らせる計画で、建設は日本のほか、中国、フランスの3カ国が支援するため、各路線で架線や信号システムなどの仕様が異なる。
日本の鉄道事業者は海外鉄道プロジェクトへの参画に照準を定め、JR東海は米国で超電導リニアモーターカーの受注を目指しており、JR東日本は昨年11月にブリュッセルに海外初めての拠点を開設、3月にはシンガポールにも拠点を開設するということです。

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