インドネシアに独フォルクスワーゲンが本格進出へ
日系メーカーがシェア9割以上を占めているインドネシアの自動車市場に、独フォルクスワーゲンが本格進出するというニュースです。

インドネシア政府ははフォルクスワーゲンと地場企業との提携やインドネシア製部品の使用などで合意、同社の投資計画を承認、早ければ2014年初頭にも事業を開始するという。
フォルクスワーゲンは12年にインドネシア進出の意思を表明、1億4000万ドル(約132億円)を投じて年間生産能力5万台の工場を建設する計画があるとしておいた。
2012年のインドネシアの新車販売台数は、前年比24.8%増の112万台で過去最高を更新したが、今年も1月の販売台数が前年同月比26.5%増の9万6700台となるなど好調が続いている。
フォルクスワーゲンの提携先は同国自動車販売2位のインドモビル・サクセス・インターナショナルとみられており、本格的な生産・販売が開始されれば、シェア首位のトヨタなど日系メーカーとタッグを組む同国販売最大手アストラ・インターナショナルとの激しい販売競争になりそうだということです。
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